測定・計測
正確な調整の為には、必要な機器を揃えるだけでなく、その計測技術こそが重要です。
当店では、常に最新鋭の計測器を使用し、熟達の技術で計測した結果を自社開発のデータベースプログラムで管理する事で万全を期して参ります。
パター計測
パターマシンにパターヘッドを固定して各スペックをチェックしているところです。
以前はパター調整というのはあまり一般的ではありませんでしたが、トータルスコアの30%~50%がパッティングストロークということもあり、最近では上級者を中心に調整依頼が非常に増えてきました。パターは他のヘッドよりもはるかに多種多様の素材が使われているため、曲げられるかどうかの判断は非常に難しいものがあります。
ロフトは非常に重要なスペックで転がりに大きく影響しますし、グリーンの状態(早いか遅いか)やパッティングストロークの方法などで最適ロフトをチェックする必要があります。もちろんライ角度の調整も重要な作業になります。パターヘッドはその形状が多種にわたるため、通常の器具では固定することが困難で、どうしても専用の器具が必要になります。
ロフト・ライ計測
測定器具にクラブを固定し、ロフト及びライ角度を計測しているところです。
ロフトはともかくライ角の測定は非常に難しいものがあります。何度測っても同じ数値を出せるクラフトマンは優秀です。このスペックも測定方法(測定基準)の違いによって違う数値が出ますので注意が必要です。当社ではスコアライン基準とソール基準の2台の測定器をヘッド形状によって使い分けています。特にアイアンクラブではライ角の調整は非常に重要で、これがマッチしていないと方向性と飛距離の両方に影響が出てしまいます。
試打による計測
ブリヂストン社製のサイエンスアイフィールドを使ってフイツティングを行っているところです。
ゴルファーにマッチしているかどうかの判断は実際ショットしていただくことがどうしても必要になります。クラブフイツティングにはボール初速、打ち出し角度、スピン量、及びヘッドスピードの情報が欠かせません。スイングに問題がある場合はサイエンスアイ・レビューを使ってスイング矯正のアドバイスもさせていただきます。